【感謝】
私はすべてに感謝をする。このまちに生を受けたこと。恵まれた環境の中で生きていら れること。これまでかけがえのない人たちと出会えたこと。 人生を振り返ると、当たり前だと考えていたことが、青年会議所に入会して当たり前の
ことなど、この世にはないと気づいた。青年会議所でまちづくり運動をしていく中で、高
い壁が自分の目の前に何度も立ちはだかる。投げ出したくなるとき、目を背けたくなると
きが幾度となく訪れる。しかし、その先にある明るい豊かなまちを描いたとき、乗り越え
なくてはならないと決意し行動する。そして、乗り越えた先にいつも待っているのは達成
感よりも「感謝」なのだ。なぜなら、そこには共に乗り越えてくれる仲間、支えてくれる 家族、そして共感していただける地域の方々がいるからなのだ。 だから、私は感謝の気持ちを胸に、今を生きるすべての人が、未来に生きるすべての人 が笑えるように、「強く謙虚」に歩み続けることをここに誓う。
【本質の追及】
“本質とはそのものとして欠くことができない、最も大事な根本の性質、要素である” 私たち青年会議所は、明るい豊かなまちの実現に向けて日々活動をし、その時代の問題
解決に向けて運動を展開している。それと同時に忘れていけないことは、一時の対策をす
るのではなく、未来を見据え解決するための行動を起こさなければならない。何かの問題
を見つけたとき、「本質」を理解せずに事業を構築すれば、対策をしたに過ぎず、解決には
ならないのである。それは、いつの間にか明るい豊かなまちづくりとかけ離れているのだ。
このまちに、今どのようなことが誰に必要なのかをしっかりと考え、問題の「本質」を見 極め、物事の核をとことん追求しよう。
【時代を追い抜く】
私たち青年会議所は未来に向けて種を蒔く組織である。つまり、時代の先頭に立ち、今 の時代の問題を確実に摘み取り、時代を追い抜く必要があるのだ。 今の積み重ねが未来である。過去は変えられないが、未来というまだ見ぬ時代は、今い
くらでも変えられるのである。ならば、この時代の責任世代として、変えられない過去か
らは学び、何十年先の未来を見据えた行動をし、この時代を追い抜こう。本質を見極めた 種を今蒔くことができれば、必ず未来に花咲くと信じて。
【究極の笑顔あふれる人財創生】
“究極の笑顔とは、無償の愛を注ぎ、互いに助け合い、学び合い、共にぶつかり合い、そ
して涙を流すほどの幸せや悲しみを経験し、前のめりになるほど本気で行動を起こした先 にある” 私たち石岡青年会議所は、組織における中期ビジョンを確立し、2019 年の達成に向け歩 んでいる。確立したビジョンに向き合っているのか。今一度考えよう。幕末にこの国を想
い、命を懸けて奮闘した志士のような行動はできているのか。あきらめることなく意地を 張り、己の限界を突破しているのか。まだ見ぬ景色を追い求めているのか。 すべての人が笑うために、まず私たちが「究極の笑顔」になるための行動をしよう。個 の成長が組織の成長であり、組織の成長こそが、まちの未来を変えるのだから。
【一期一会】
青年会議所にはかけがえのない人との出会い、自己成長をさせてくれる幾多の機会があ
る。二度とないその瞬間を決して無駄にしてはいけない。その瞬間は誰かが教えてくれる わけでもなく、自分でしか気づけないのである。40 歳までの限られた時間、単年度制での 役職。だから、今しかできない自分にしかできないことがあるはずだ。 まちをより良くしたい、変えていきたい、そう想う「気概」と「覚悟」があるならば、 その瞬間を手にできるはずだ。まだ見ぬ仲間と、多くの機会を自ら探求し続けよう。
【石岡魂】
43 年前この地域に先輩たちが魂を宿した。愛する地域の明るい未来を描き、立ちはだか る修練に本気で挑み、一人はみんなのためにみんなはひとりのために、志高き仲間たちが
和をもって絆を深め、時には心躍らせながら、時には脚下を顧みながら勇敢に邁進してき
た。その魂が今日まで途絶えることなく受け継がれてきた。私たち現役会員は、その魂を
継承し未来につなぐ義務がある。なぜなら、この地域にとって青年会議所が必要であるか らだ。 この地域を変えるのは俺たちだ。いつの時代も変わらない、受け継がれる使命感と責任 こそが「石岡魂」なのである。
【覚悟】
人にはそれぞれ運命がある。偶然なのか必然なのかはわからないが、石岡青年会議所に
いることも運命なのである。ならば誰が選んだでもない、自らが選んだ道を正解にしよう。
失敗したっていいじゃないか。失敗は不正解ではないのだから。苦しく辛くとも何度も何
度も挑み続けよう。大丈夫。大丈夫。あなたには手を差し伸べてくれる仲間がいるのだか ら。
未来のまちは我々に託されている。 背負った運命を覚悟に変え、すべての人が心から笑えるように、いざ魂を解き放て。
[基本方針]
・組織における中期ビジョンの推進
・対外事業への積極的参画の推進
・青年会議所運動推進のための会員拡大
・自己成長の機会の創出
・新時代を見据えた運動の展開
・次世代を育む運動の展開
・2019 年度第 48 回茨城ブロック大会誘致に向けた活動
以上、方針達成のため各室、会議体を置き、関わる事業を推進するものとする。