第50代理事長 今泉 圭介 君
理事長所信
未来への挑戦~さあ行こうか~
一般社団法人石岡青年会議所
第 50代理事長 今泉 圭介
私が石岡青年会議所に入会したきっかけは、単に仲間を増やしたいという短絡的なもので、青年会議所という団体の詳細も知らないままに入会していました。その後、青年会議所での運動に参加し、地域の魅力の再発見、地域の方々との交流、仲間との協力といった経験をするうちに、青年会議所の運動に大きな意義を見出すようになりました。
私は、2024 年を石岡青年会議所の理事長として迎えることとなりました。石岡青年会議所が創立 50 周年を迎える来年度に、理事長という重要な役職をお預かりできることは光栄なことです。
石岡青年会議所が創立 50 周年と聞いて、50 年前はどんな世界だったかを想像してみました。1974 年、石油危機の時代。世界が混乱し、経済が揺れ動いた日々。物価が高騰し、人々が不安に包まれた瞬間。しかし、その危機は勇気ある人々の努力によって克服され、未来に向かって前進する力が生まれました。その力、その結束が、私たちの背中を押してくれます。
それから 50 年が経った今、私たちは、グローバル経済が発展していった中でロシアウク ライナ戦争が起こり世界のサプライチェーンが崩壊、アメリカと中国の貿易摩擦も相成っ て物価上昇に歯止めがかからず人々の生活は困窮するという新たな危機に直面しています。過去の教訓を胸に、私たちは共に未来を切り開いていくしかありません。10 年後、20 年後、 50 年後、不安と共に楽しみを持ちながら、未知の道を歩み続けていきます。
そして、2024 年。私たちは、創立 50 周年の舞台で、青年会議所の使命を果たす準備を進 めます。もちろん大きな不安もあります。経験も実績もない自分が果たして、青年会議所の 使命を全うできるのだろうか。その一方で楽しみもあります。2024 年を乗り越えたとき、 自分はどれだけ成長できているだろうか、どれだけ多くの人と出会えているだろうか。2024 年に理事長として踏み出す一歩を、未来への挑戦を、多くの課題を乗り越え、理念、目標を 実現し、青年会議所の使命を全うするために、楽しみながら踏み出していきたいと思います。
<拡大 100%達成>
過去の成功に満足することなく、新しい挑戦と成長を求め、会員拡大の重要性を見つめ直してみたいと思います。
私たちは過去の栄光を誇りに思いつつも、そこに留まることなく進化し続ける覚悟を持っています。過去の枠組みや慣習に縛られず、新しいアイデアと活力を取り入れることで、
青年会議所はより先の未来を見据えることができるのです。
会員拡大は、私たちのコミュニティが成長し、より強力な影響力を持つための重要なステップです。新しい仲間が多様な視点やスキルを持ち寄り、より幅広いアプローチで社会への貢献を果たすことができます。未来を築く仲間を迎え入れ、青年会議所の価値を広めていくことが私たちの目指す道です。
私たちのコミュニティは、過去の成功を礎としながら、新しい未来を築いていく存在であ りたいと願っています。過去からの脱却と新しい未来への飛躍が、私たちの使命の中心です。新たな仲間たちと共に、その未来を共に築いていくことを楽しみにしています。2024 年度 は 10 名以上のメンバーの拡大を達成することを目標に、この目標を 100%達成するべく運 動を展開していきます。
<過去と未来を見据える 50 周年>
石岡青年会議所が創立 50 周年を迎えるこの特別な年に私たちはここにいます。これまで先輩方が歩んできた足跡は、私たちに大きな勇気を与えます。その歴史の中で培われた知恵と経験は伝統となり今の石岡青年会議所の礎となっています。伝統は新しい時代にも道しるべとなり、新たな未来へのビジョンの形成に繋がります。私たちは先輩方への感謝の気持ちを忘れず、過去からの学びを胸に抱き、未来に向かって進み続けます。
50 周年記念式典と記念事業は、過去と未来が交差する場でもあります。歴史偉業を讃えつつ、未来のビジョンを共有し、新たなステージへ挑戦する時です。伝統への感謝の心を忘れず、これからも多くの人々に価値ある貢献をする使命を胸に、未来に向かって舵を握り、新たな歴史を刻み出すために、共に努力し、希望の光を灯し続けます。
<当事者意識を高める組織運営>
2024 年の組織運営は4つの柱でいきます。
一つ 渉外活動を通じてより広い社会と連携し、地域や社会に貢献する使命を担います。渉外は、新たなチャンスと協力関係を築くための窓口です。私たちは積極的なコミュニケーシ
ョンを通じて、地域や団体との連携を強化し、共に成長するための道を切り拓いていきます。二つ 組織内の活動ではリハーサルの徹底を行うことが、私たちの成功への鍵です。計画の 立案と実行、評価と改善を繰り返すプロセスは、私たちが目指す目標を確実に達成するため の基盤となります。リハーサルで課題を見つけ、改善策を考えることで、組織の成熟と発展 を支えていく覚悟です。
三つ スケジュールの管理も組織運営の重要な要素です。時間の効率的な活用は、私たちの成果を最大化し、目標達成に向けて必要不可欠です。スケジュールの調整、やることの優先順位の位置付けを通じて、効果的な組織運営を実現することを目指します。
四つ 何よりも大切なのは、必ずだれかがいるという信念です。私たちは一人ひとりのメンバーが大切な存在であり、組織の力を形成していると思います。困ったことがあっても、仲間が支え合い、共に努力し続けることで、私たちは乗り越えていくことができると確信しています。
<他団体・他青年会議所との連係強化>
現在青年会議所のメンバーは減少の一途をたどっており、石岡青年会議所も例外ではありません。しかし、メンバーが減少しているからといって事業の展開に消極的になる必要はなく、こんな時だからこそ他団体と連携し、共同して例会を開催したり、例会に参加していただいたりする必要があると考えています。また、他青年会議所のメンバーとも互いに例会に参加しあったり、協力して例会を開催したりすることで、大きな事業を展開していくことができると考えています。
2024 年度の石岡青年会議所は、メンバーの減少にも負けず、他団体・他青年会議所との連係を強化して、事業の展開を行っていきます。
結びに『未来への挑戦~さあ行こうか!!~』というスローガンを通じて、第50代理事長として心からの想いをお伝えしていきます。
「未来への挑戦~さあ行こうか!!~」
2023 年度は「未来を思いやる」をスローガンに、石岡青年会議所の運動は展開されてきました。思いやるとは他人の身上や心情を推し量ること、すなわち相手の気持ちを想像することと私は考えています。石岡青年会議所は、2023 年度の運動を通して未来を思いやる、未来を想像することができました。新しい年度を迎える今、私たちは想像した未来に挑戦しなければなりません。
2024 年度は創立50 周年という節目を迎える中で、これまでの50 年を振り返るとともに、今後の 50 年を見据える必要があります。50 年前石岡青年会議所が創立されたとき、創立に携わっていただいた先輩方は、現在の社会を予想していたでしょうか。これからの 50 年はきっと誰もが予想できない未知の社会が待ち受けていると思います。未知の社会に対応するために私たちは、これまでの伝統を抱きつつ、新たな技術を取り入れながら、自己研鑽を怠らず、未来へと挑戦していく必要があると考えています。この先、多くの失敗、多くの困難が待ち受けていると思います。しかし、石岡青年会議所には、ともに成長し、ともに失敗し、ともに困難を乗り越える仲間たちがいます。
未来の石岡青年会議所を、ともに築き上げる旅に出ましょう。多くの失敗、困難を乗り越えて、皆様とともに、新たな未来へ進化していく喜びを共有しに、さあ行こうか!!
基本方針
・会員拡大目標を 100%達成することに向けた運動の展開
・創立 50 周年記念式典記念事業の企画、運営
・対外事業への積極的な参加を推進
・他団体・他青年会議所との連携の推進